地質調査とは、地下の地質や土質、地下水などの地上では見えない部分の状態を知るために行う作業です。
ボーリング調査などで土を採取するなどして、調べたい土地の地質や土質、地下水、支持層の強度などを調査します。
その利用方法は多岐に渡り、鉱物資源の調査や、防災のための調査などで利用されます。
身近な例でいうと、建物を建築する前に地盤の強度などを調べる地盤調査や、地すべりなどの災害が起きる危険性がわかる
ハザードマップの作成のための調査などを行います。
これらは私たちの生活の安全を守るために必要不可欠な調査で、実際に建物を建設する際には地震による危険性などを
把握する目的で地盤を調べることが「建築基準法施行令第38条」によって義務付けられています。
また、トンネルや橋などのインフラを修繕するためや、土砂災害の危険性を把握するためにも地質調査は使われており、
自然災害から私たちの生活を守るために重要な調査です。
この仕事の魅力
災害から人々を守る重要な仕事である
地質調査を実施し、結果を分析することで調査対象地の危険性を知ることができます。
それによって、例えば地滑りや液状化、地盤沈下のような災害の危険性を事前に把握することが可能です。
調査した地盤が上記の災害などに対して脆弱であるかどうかを調査できるので、そのエリアを避けて住宅を建てたり、
地盤改良を行なって危険性を軽減したりなどの対策を講じることが可能となります。
さらに、調査データは災害の危険性が把握できるハザードマップの作成にも役立っており、災害が起きた際の避難にも一役買っています。
このように、事前に人々を災害から守るということができる大切な仕事であるという点にやりがいを感じることができます。
住宅の安全性を確保する仕事である
また、地質調査は生活している住居やビルの安全性を確保するために大きな役割を果たしています。
調査を実施することで建物を建築する予定地の地盤強度や沈下に抵抗する力を調査できるためです。
危険があるとわかった場合には、地盤改良工事を実施することで地盤の強度を高めることができ、地震が起きたとしても住宅が傾いたり、
倒壊したりなどのリスクを大きく軽減することが可能です。
このように、地震から住宅と住人を守るために地質調査は大きな役割を果たしているため、
社会貢献度が高くやりがいを感じられます。
